【SVシングル S12 最終422位 レート1986】鹿の場所

【SVシングル S12 最終422位 最終レート1986】

「鹿の場所」

TN:roka

 

【1.はじめに】

ディンルーを入れた構築で三桁に乗ったのは初めてだが、実は私が瞬間最高順位を記録したときに使っていた構築の軸は、フェアリーテラスタルABチョッキディンルーだった。

21位。今でもよく覚えている。

SVでランクバトルを始めて、シーズン4でレート2000に乗り、シーズン5の半ばで記録した順位が21位だった。

「二桁いける」と壮大な勘違いをしたシーズン5は最終五桁に終わり、そこから長い低迷が始まった。

私は「もう二度と三桁なんてとれないんじゃないか」という恐怖とともに日々を過ごし、その呪いはシーズン9まで解けなかった。

ディンルーが強い、ということは、頭ではわかっていた。そもそも四災の中で真っ先に好きになって、レギュレーションCで即構築の軸にしたポケモンだった。

しかし、シーズン5の後半、自慢のディンルーで全く勝てなくなり、目標も意志も失って惰性で潜っていた最悪の数日間を思い出すのが嫌で、私は半ば意識的にディンルーを避けてきた。

 

舞城王太郎の「熊の場所」という小説がある。

雑に要点を書くと、熊を恐れて逃げ出したなら、人は出来るだけ早くその「熊の場所」に戻らなければならない、そうでなければ、熊に対する恐怖を拭い去れずに生き続けることになる、という話だ。

 

私にとってそれは、熊ではなく、鹿の化け物だった。

半年の期間を経て、私は「鹿の場所」に戻ったのだ。

遅きに失したかもしれないが、ディンルーを強く使って過去二番目によい成績を残せたことは、とても嬉しく思う。

 

 

【2.構築のコンセプト】

○相手の想定を超える耐久で耐えて殴る、の対面構築。

○対面構築のネックである相手の積みに対して明確な処理ルートを用意する。

○電磁波ハバタクカミを完璧に封殺する。

 

 

【3.構築の経緯】

チョッキディンルーをどう強く使うか、ということがスタートにあった。現環境では物理も特殊も超絶高火力のアタッカーが多く、ディンルーをアタッカーとして運用する場合、物理と特殊の両方を見ようとするのは無理があると判断して、ADに極振りすることを決めた。

ディンルーが特殊相手には圧倒的に強い反面、物理を相手するのはきついので、手に馴染んだHBベースのコノヨザルをディンルーとセットで採用した。が、相手の積みに対して弱すぎるので、ものまねハーブを使ってみたところ、これが上手くはまって、ディンルー・コノヨザルの二体が構築の軸になった。

この二体だと、初手でコノヨザルが相手の物理にギリギリ勝って次の特殊に敗れ、その特殊にディンルーが勝って、となった後に、トドロクツキやカイリューが出てきて積まれて終わる、という展開が多すぎたので、相手のラストのトドロクツキやカイリューをごまかせる枠として、HB赫ガチグマ@オボンを採用。

六割くらいの試合を実質この三体で戦っていた。

残り三体は正直、シーズンの半ばくらいから「とりあえず」という感じで使っていたのだが、なぜか順調に勝ててしまい、変えるに変えられなかった。

通せる相手は限定的だが、はまれば負けない相棒のイダイトウ@襷、

構築全体で足が遅すぎるので一体くらいは速いスイープ役を、ということでイーユイ@スカーフ、

浮いているポケモンが一体くらいは、ということでカイリュー@弱点保険。

 

構築全体にフェアリーが一貫するが、ディンルーが特殊に強すぎるためにそこまで気にならず、むしろ本来的なカモであるハバタクカミを呼びまくる結果になり、してやったりの展開が多かった。

これまた構築全体にドラゴンが一貫するが、こちらは三体のフェアリーテラスタルを用意することで切り返しを可能にした。事実、逆鱗やらスケイルショットやらを撃たれまくったが、こちらが常にその可能性を考慮して選出する限り、十分対応できた。

ただ、構築自体はそれ以外にも色々と弱点が多すぎて(後述する)、よくこんなに勝てたな、というのが正直なところである。

弱みも多いが相手から見えない強みも多い、という構築だったのかな、と思う。結果的に、だが。そして何となく、そういう構築が自分には合っているのかな、という気もしている。

 

 

【4.メンバー紹介】

①ディンルー@突撃チョッキ

※特性:災いの器

※性格:意地っ張り

努力値:H0/A252/B4/C×/D252/S0

※技構成:カタストロフィ、地震、ヘビーボンバー、テラバースト

※テラスタイプ:フェアリー

構築の軸。

前シーズンから、ハバタクカミ、テツノツツミ、イーユイ、そして赫ガチグマ、という環境トップの特殊アタッカーに強い、出来れば対面性能の高いポケモン、ということを考えていた。

滅茶苦茶に特殊耐久が高くて、それも、出来れば相手が想定する以上に硬くて、しかも火力が出て、電磁波にも強い。

そんな奴いねーよ。と思っていたら、いた。

それがこのディンルーである。

あまりの硬さに、私は畏怖の念すら覚えながら使っていた。

ディンルーというポケモンは、数値は異常だが弱点が多すぎてテラスタル前提の運用になりがち、というのは物理を見ようとした場合の話だ。このディンルーは物理との撃ち合いには強くないが、構築単位で見たときに、コノヨザルと赫ガチグマが物理に厚いので、ディンルーには「あなたはとにかく特殊を葬ればいいのよ」と言い聞かせていた。結果、テラスタルを切らずに眼鏡ハバタクカミのフェアリーテラス・ムーンフォースを耐えてヘビーボンバーで確殺する、という化け物が生まれた。

まあ、物理には強くないとか言いつつ、カイリューやウーラオスにフェアリーテラバーストで大ダメージを与えて、ちょくちょく勝っていた。

特に、イダイトウが構築にいる都合上、一撃ウーラオスを結構呼ぶが、フェアリーテラスを切るとアイアンヘッド持ちでもない限り相手に有効打がない。

技は、無難に火力の出る地震、ハバタクカミを葬るヘビーボンバー、汎用性の高いフェアリーテラバーストは確定で、カタストロフィの枠は、地割れにしたい誘惑とずっと戦っていた。特に、地割れがないと月の光持ちの赫ガチグマに対して勝てないのは悔しかったが、「相手がまず間違いなく引く」という場合のカタストロフィの汎用性が高すぎて、変えられなかった。

環境のディンルーはBに厚く振った個体が多く、ここまで極端に特殊耐久と火力に振ったディンルーは想定されにくかったはずで、大暴れした。期せずして物理との撃ち合いになって消耗したディンルーに、「さすがに落ちるだろ」と例えばハバタクカミが出てきても、テラスタルを切ると、C特化ハバタクカミ@眼鏡のムーンフォースが三割程度しか入らない。ヤバい。

その度に私は「ディンルー様~」と新興宗教の信者のように地面にひれ伏して唱えていた。

今シーズンはコノヨザルを初手で投げることが圧倒的に多く、相手の初手がハバタクカミであった場合、特化眼鏡でもない限り後投げで何とかなるのが本当に助かった。

ステロ撒きにも見えるので、それを嫌った相手がハバタクカミで挑発を撃ってくることも珍しくなく、その場で試合をほぼ終わらせていた。

シーズン5での体験(後述)以来、ずっとまともに使えていなかったディンルーを強く使えて、とても嬉しかった。

 

②コノヨザル@ものまねハーブ

※特性:精神力

※性格:腕白

努力値:H228/A4/B236/C×/D4/S36

※技構成:憤怒の拳、ドレインパンチ、ビルドアップ、挑発

※テラスタイプ:水

「あらゆる型のパオジアンとあらゆる型のウーラオスを何とかしろ」という任務を負った猿の亡霊。

私の構築において、毎回コノヨザルは過酷な命を受ける傾向にある。

ほぼHBに振っており、パオジアン@鉢巻with悪テラスタルの噛み砕くを耐える、連撃ウーラオス@鉢巻の水流連打を耐える、一撃ウーラオスの剣の舞→暗黒強打を耐える、まではいいのだが、シーズン1からずっとコノヨザルを使い続けてきて痛感していたのは、硬くて遅い型のコノヨザルの宿命として、とにかく積まれる。特に、初手でウーラオスと対面した場合、襷やパンチグローブ持ちが嬉々として剣の舞を積んでくると、ほとんど試合が終わってしまう。とにかくコノヨザルは「憤怒の拳の火力が上がらないうちに大ダメージを与えたらええんやろ」とナメられる。

というわけで、物理の積みアタッカーへの渾身のアンサーとしてのコノヨザルがこれである。

剣の舞を積んだ後のウーラオスの水流連打を余裕で耐えられるように、テラスタイプは水。

Sは無振りでもよかったが、気休め程度に、Sに20振った霊獣ランドロスを抜けるようにしてある。

「オボンか食べ残しだったら」という場面も多々あったが、それ以上にものまねによる切り替えし性能と、相手の意表をつけるアドバンテージが大きすぎた。

ハバタクカミが特化眼鏡でない限りディンルーの後出しが可能なこともあり、最も多く初手に投げていた。

初手の炎オーガポンに対してはあまり安定せず、岩石封じも考えたが、遅いカイリュードヒドイデ、キョジオーン、カバルドン、ディンルー、遅いランドロス、と挑発を撃ちたい相手はかなり多く、ビルドアップは決まると無双できてしまう中毒性があり、外せる技がなかった。

今回の構築で最も独自性の強いポケモンだと思うし、自慢のコノヨザルである。

舞ったカイリューの能力をコピーして、スケイルショット5発を耐えた後、憤怒の拳でマルチスケイルを貫通して一撃で葬ったときは感動した。

最悪なのは、テツノドクガが(この対面がもう駄目だけど)炎の舞を撃って特攻が上がったときだが、まあ、それは御愛嬌。

 

③イダイトウ@気合の襷

※特性:適応力

※性格:意地っ張り

努力値:H0/A252/B4/C×/D0/S252

※技構成:滝登り、アクアジェット、お墓参り、テラバースト

※テラスタイプ:格闘

相棒枠。

長きに渡って低迷していた私がシーズン9、10と三桁に滑り込めたのはイダイトウのおかげであり、シーズン11で三桁から落ちたのはイダイトウを外した祟りだと思ったので、復活してもらった。

ある程度の自信を持って「イダイトウを通せる」と判断できた相手以外にはほとんど出さなかった。イダイトウが好きだし、間違いなく強いし、もっと出したかったが、私の力不足ゆえ、通せる試合は限定的だった。選出したときの勝率は高かったけれども。

この「イダイトウを通せる条件」というのが難しいけれど、基本的には、

①「襷が残せそうか」ということ、それ以上に、

②「相手が何でイダイトウを処理してきそうか」ということを中心に考えていた。

①がアウトっぽい場合も、「相手がイダイトウを安定して処理できそうな手段が悪タイプ以外になさそう」かつ「おそらくイダイトウにテラスタルを残す展開に出来る」という場合には、積極的に選出していた。

体感として、イダイトウの処理ルートで多かったのは一撃ウーラオス、トドロクツキ、パオジアンだった。これらのポケモンの共通点は、いずれもテラスタルを切らずにイダイトウを処理できることである(不意討ちは、相手視点では択になるが)。それだけに、イダイトウ対面でまずテラスタルを切ってこない。切ったらせっかく半減のお墓参りが半減でなくなる。

そこにぶっ刺さるのが格闘テラバーストである。副産物として、ノーマルテラスタルを切った赫ガチグマや、鋼テラスタルを切ったカイリューに抜群をとれることがあった。

「イダイトウ対策を乗り越えるイダイトウ」をシーズン中ずっと考えていて、正直、そこまでのイダイトウにはしてあげられなかった。そもそもイダイトウにテラスタルを切る時点で、イダイトウの強みを、そしてイダイトウ入りの構築の強みをひとつ失っている。

ただ、この格闘テラバーストがあることによって、イダイトウを2体目に出したい、というときの動きの幅が広がったことはあった。何度かあったシーンとして、「初手コノヨザルが炎オーガポンを追い込むが、炎テラスタルを切られて強引に突破される」→「イダイトウがアクアジェットで炎オーガポンを処理する」→「一撃ウーラオスやトドロクツキが出てくる」という展開で、普通だとここで数的不利をとることを避けられないが、格闘テラバーストイダイトウなら対面で突破して数的有利をとれる。

イダイトウ自身の活躍の機会は多くはなかったものの、無視できない存在感があるため、相手の選出を考えやすかったのと、最終日までの三日間、ここぞという場面で何度か格闘テラバーストがハマって大事な勝ちを拾い、イダイトウを信じて使ってきてよかったと思った。

どうでもいいけど、格闘テラバーストのエフェクトがスタープラチナの「オラオラ」っぽくて、私は好きである。

 

④ガチグマ@オボンの実

※特性:心眼

※性格:控えめ

努力値:H252/A×/B252/C4/D0/S0

※技構成:ブラッドムーン、大地の力、ムーンフォース、欠伸

※テラスタイプ:フェアリー

ガチグマがヤバいヤバいと方々から聞くので、そんなにヤバいのかと使ってみたらマジでヤバかった。

チョッキも当然強いのだろうが、構築の軸がチョッキディンルーだったので、試しにHB@オボンで採用したところ、大活躍した。

主として、トドロクツキやカイリューが積んでくるのを欠伸で流す役割を担ってもらった。これで何試合拾ったかわからない。特に軸であるディンルーが積みの起点にされやすい(トドロクツキがまずテラスタルを切らないという場面ならフェアリーテラバーストという手もあるが)ので、それを回避できる明確な道があるのは大きかった。ただ、欠伸でトドロクツキを流す動きが有名になりすぎたせいか、身代わり持ちのトドロクツキともちょくちょくあたるようになり、身代わりがあったら負け覚悟で欠伸をするしかない場面なのか、身代わりもケアした中間択でいくのか、ということは考慮しないといけなくなった。

技構成は迷ったが、欠伸が確定として、火力がない(まあ、ないとは言っても相当あるんだけど)ので、相手を一撃で真空波圏内に追い込めることが少なく、まず真空波を切った。ただし、特にこちらが欠伸を見せていないときは、相手視点では真空波を無視できないので、相手が真空波がある前提で動いてくれて助かった、という場面は多々あった。身代わり対策のハイパーボイスも、粘れる月の光も魅力的だったが、火力も先制技もない以上、技範囲くらい広くとらないと厳しくないか、と思ってタイプの異なる3ウェポンを採用したが、使用感はよかった。

物理には滅法強い反面、このガチグマはミラーでは勝てない、というか特殊相手にはほぼ勝てないので、そこはディンルー様に何とかしてもらっていた。

 

⑤イーユイ@拘りスカーフ

※特性:災いの珠

※性格:控えめ

努力値:H0/A×/B4/C252/D0/S252

※技構成:悪の波動、噴煙、オーバーヒート、テラバースト

※テラスタイプ:フェアリー

もう5シーズンくらい連続で使い続けている、妻が貸してくれたA0イーユイ。

高速、高火力、安定した命中、追加効果、とわかりやすい強さで、扱いやすいのがありがたい。

構築が「耐えて殴り返す」の方向性であり、総じて足が遅い中で、数少ない「上から叩ける」ポケモンである。

たぶん環境には眼鏡イーユイの方が増えていて、素のテラバーストを連打しておけば基本的に対面で負けない可能性が高いのも助かった。

イーユイを除くと、実は構築単位でサーフゴーが重め(コノヨザルはテラスタルを切らない限りだいたいのサーフゴーに勝てず、ディンルーはトリックされ、ガチグマはゴールドラッシュでワンパンされ、カイリューは有効打が皆無)なので、サーフゴーに対する選出抑止の役割も果たしてもらっていたはずなのだが、サーフゴーはガンガン出てきて、コノヨザル・ディンルー・ガチグマという基本選出は相当負けた。

 

カイリュー@弱点保険

※特性:マルチスケイル

※性格:勇敢

努力値:H244/A204/B60/C0/D0/S0

※技構成:竜星群、神速、アイアンヘッド、けたぐり

※テラスタイプ:鋼

シーズン11のもんぶりゃんさんの構築記事からそのまま拝借させていただきました。ありがとうございました。

いつもカイリューを上手に扱えない私だが、このカイリューは扱いやすく、結構はまる試合が多かった。特に、けたぐりでガチグマを追い込めるのが非常に大きい。

初手で出して一体持っていった後で次に神速を撃ち込む、という動きが出来れば理想的なのだろうが、シーズン11で上位構築に弱点保険カイリューがいたこともあって、特に初手に投げた場合は相当ケアされてしまうので、選出する際には出来るだけ二番手以降に出すことを心がけていた。

 

 

【5.重い相手】

○キラフロル

レート2000に届かなかった一番の要因は、キラフロルに対する明確な処理ルートを作れなかったことだと思う。

私が使いたいくらい大好きな見た目なのだがもう、うざ過ぎる。

特殊に脆いこちらのガチグマではまず勝てないし、イーユイでテラスを切ってもチョッキだったら対面負けるし、カイリューがパワージェムで弱点保険を発動することを期待して出したらケアされてキラースピンを撃たれた挙句にパワージェムで倒されるしで、もう散々だった。

 

キノガッサ

コノヨザルがやる気のありそうな顔をしてごまかすしか対策がなかった。ヤバすぎる。出会わないことだけを祈り続けていたが、かなり出会ってしまった上に、七割くらいのキノガッサがコノヨザルに対して容赦なく胞子を振りまいてきて、大体負けていた。

 

アローラキュウコン

明確な処理ルートがなく、ディンルーでヘビーボンバーを撃ってからカタストロフィで遅延して壁ターンを枯らしにかかったり、イーユイで圧をかけるくらいしか方法がなかったが、なぜかあまり負けなかった。なぜだ。

 

○水オーガポン

強すぎる。何だこれ。

 

カイリューwith飛行テラバースト

やめてくれ。

 


【6.終わりに】

11月27日時点のレートが、メインもサブも1920くらいだった。

私が2ロムを動かすようになったのはシーズン6からだが、片方のロムは基本的に死んでおり、最終日付近まで両ロムともこんなにレートがあるのは初めての経験だった。

三桁は確定した状態にしたかったので、片方はいつ撤退してもいいようにと、ピヨピヨ交互にレートを上げていったら、11月28日にメインが1968、サブが1986、という具合になった。

これはさすがに2000いかないといけない、こんなチャンスもうないかもしれない、と思って29日にメインで潜ったら、1900まで落ち、最終日にサブから動かす勇気はなく、メイン一本で深夜から潜ったが、結局力尽きた。

最終日までは、「こんなチャンスもう……」と思っていたものの、12月1日の気分は実に爽やかで、未熟ながら自身のプレイングの上達と、ポケモン対戦の楽しさをあらためて実感できた、いいシーズンだった。

 

SVで十年ぶりくらいにポケモンに復帰し、ランクバトルを始めて約一年が経った。

フェアリータイプの存在すら知らなかった私がここまでこられたのは、ひとえにポケモンというゲームの限りない魅力と、多くの方々のお陰である。

ランクバトルに本気になれるきっかけをくれた配信者の皆さんに、

勉強になる構築記事を書いてくれた皆さんに、

対戦してくれた皆さんに、

月末の休みにデートにも行かずに潜り続けている夫を応援してくれた妻に、

この場を借りて感謝を捧げる。

 

最後まで読んでくれたなら、ありがとうございました。